太宰府 旧長沼邸 7days展 7/10日〜7月16日 

7/9 展覧会前日太宰府入り

太宰府天満宮の近郊にある旧長沼邸、ここは昨年のサッカーワールドカップにあわせて展開されたアーティスト日比野克彦氏の展覧会、「アジア代表日本」に全国各地から参加した人々のレジデンス(宿泊所)

として、また、地元太宰府の人たちとの交流の場として利用されました。

ここが絵画の展覧会として使われるのは初めてのことです。

空路にて福岡入り太宰府到着。旧長沼邸にて岐阜からの荷物を受け取りました。

アクセス道路が細いためトラックが入れないなどありましたが、作品は無事到着。

まずは明日からの展覧会にそなえ近隣道路や庭に小さな看板を製作することにしました。

太宰府での活動をサポートしてくれる牟田アトリエの方々他岐阜人Tさんが手伝ってくれました。

夜、会場展示スタート

旧長沼邸はかつて九州大学他で教鞭をとられた歴史学者、長沼賢海さん(1882〜1980)

が所有されていたことからそう呼ばれています。現在は太宰府天満宮の所有となっています。

この時点では長沼さんというのは単なるキーワードに過ぎなかったのですが、徐々にその存在が大きくなっていくことになるのです。

一方、明日から制作をスタートするキャンバス。地塗りは済ませてあります。天満宮の神馬(しんめ)を描くことはすでに決めていますが、さてどうしたものか、まずは明日、会いにいって考えよう、そんな程度の計画ですが、明日のことは明日。

7/10 展覧会初日。

会場公開は11:00なので、その前に天満宮にて朝拝をうけ、そのまま神馬 白梅号のところへ

白梅号(しらうめごう)は神馬代々の名まえで、この馬はシロちゃんと呼ばれています。16歳オス

かわいい・・・

前回太宰府に来た時に惚れたのですが、やはり想像以上にかわいい、かっこいい。かつてはレース馬だったとのことです。

会場での公開制作のはじまる11時までには戻らなくてはならないのですが、夢中でデッサン、また同時に制作する作品のイメージを膨らませます。この圧倒的な存在感をなんとか会場に持ち帰りたいと思いました。穴から覗いて描いています。穴の向こうにシロちゃんがいます。

看板を取り付けます。いよいよはじまる感じです。はたしてどんなスタートとなるのでしょう。

期待と不安が相当交錯しますね。

電飾の室内看板も製作しました。光ってます。どうぞお入りください。なかで作品制作スタートです

絵画制作スタート!

次回に続きます・・・・・・・

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